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【初心者でもカンタン】電流の測り方&電流計の使い方

「デバイスにどれくらいの電流が流れているか知りたいけど、電流計の付け方がイマイチ分からない」

「とりあえず電流計の値は表示されてるけど、これ本当に合ってるの?」

電気の知識が少ない人にとって、「電流を測る」という事に少し難しさを感じるかもしれません。

そこで今回は、電流計を使って電流を測る方法について紹介します。

1.USBタイプの電流計

USBコネクタが搭載されている電圧・電流計です。

モバイルバッテリーやUSB-ACアダプタなどの電流測定に便利です。

USB Type-Cにも対応しており、PD対応(USB Power Delivery)の大きな電流の測定にも利用できます。

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USBコネクタ以外の電流を計測する場合は、自作ケーブルが必要です。

USBケーブルを分解して、赤(+)黒(ー)のケーブルにワニ口クリップを取り付けます↓

2.クランプメーター

ケーブルを輪っかの中に通すだけで電流が計測できる測定器です。

外せないケーブルや配線の電流を測定するときに便利です。

デジタルクランプメーター – Amazon

3.電子工作向け電流計

主に電子工作向けに用いられる電圧・電流計です。

ブレッドボードを使って、電子回路の試作するときに便利です。

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一部分の電流だけを測りたいときは、電流計を回路に組み込む必要があります。

電圧を測るのとは違い、テスターピンをピッと当てて測れるものではありません。

直列回路では、どこを測っても電流値は同じです。

並列回路では、電流は分散されます。

抵抗より前に電流計を置いても、後ろに置いても、直列にある電流の値は変わりません。

並列に抵抗がある場合、直列回路とは違った電流値となります。

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運営者プロフィール
コダマ

職業はIT系フリーランス。過去、電子配線業務の経験が10年ある為、はんだづけも得意です。宮崎県在住、30代・2児の父親。

プロが教える!イチからわかるハンダ付けのコツ(工学社)の著者です。

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