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直列6Vのコイン電池ケースを『ダミーコイン電池』で3V仕様にする(CR2032用)

先日、コイン電池用ケース(CR2032用)を探していたのですが、どうしても目当てのものが見つからず・・・

「電池を一個だけ入れられて、ケーブル付き」という条件になると、該当したのは一つだけでした。

しかし、ケース一個で380円はさすがに割高です。

CR2032用スイッチ付きコイン電池ホルダー(シングルタイプ)- Amazon

そこで思いたのが、コイン電池を2個入れるタイプのケースにダミー電池を使う方法。

コイン電池を2個入れるタイプのケース(直列6V)なら、Amazonで豊富にあるので、1個あたり100円以下で購入できます。

CR2032用スイッチ付きコイン電池ホルダー(2×3Vタイプ) - Amazon

しかし、コイン電池のダミーは製品として存在していません。

そこで、代わりになりそうなものを2つ用意してみました。

『磁石』をコイン電池のダミーに使う

コイン電池(CR2032)のサイズは「Φ20.0×3.2mm」

これに近いサイズの磁石があれば、ダミー電池として代用できそうです。

なお、磁石と電池を近づけても何の支障もないようです。

ということで、近所のホームセンターへ。

ところが、サイズの近いものがありません。

一番近いのが「Φ16×1.9mm」

仕方ないので、これを購入してみました。

無事、通電。

ただ、サイズが合っていないので、ケースを振ると「カシャカシャ」中で磁石が動いてる音がします。

導通が途切れることはありませんでしたが、できるだけサイズを合わせた方が良さそうです。

ちなみに、AmazonにCR2032とほぼ同じサイズの磁石がありました↓

ネオジム磁石(20mm×3mm) - Amazon

ただ、ケースに入れる時、もう一つの電池とくっついてしまい、ちょっとイライラします。

あと、少し重くなるのが欠点ですね。

1円玉』をコイン電池のダミーに使う

1円玉のサイズは、「Φ20×1.5mm」

2枚重ねれば、コイン電池(CR2032)とほぼ同じサイズです。

無事、通電。

一枚で大丈夫でした。

見栄えは悪いですが、コストも掛からないので、とりあえずの場合は1円玉でも十分ですね。

ダミー電池なしで使う場合

実は今回使用したケースですが、ダミー電池を入れなくても、電池一個で使える構造になっています。

電池をケースの奥側だけに入れて、フタを閉めれば、手前の金具同士が接触して導通する仕組みです。

ただし、あまり接触が良くないので、意図的なものかどうかは分かりません。

フタを手で押さえてあげないと、うまく接触しない場合があります。

自分だけで使う場合はこの方法でも良いですが、他の人も使う装置に組み込む場合に、やはりダミー電池を使った方が安全です。

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運営者プロフィール
コダマ

職業はIT系フリーランス。過去、電子配線業務の経験が10年ある為、はんだづけも得意です。宮崎県在住、30代・2児の父親。

プロが教える!イチからわかるハンダ付けのコツ(工学社)の著者です。

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