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「くり抜く」加工方法。電動ドリルを使って大きな穴を開ける

今回は、ドリルの刃より大きな穴を開ける方法について紹介します。

簡単に言うと、こんな感じで開けたい穴に沿って、小さい穴を開ければ良いだけです。

では、詳しく説明していきます。

ケースをくりぬく手順

まずは、穴あけ位置を決めます。

目安となるようペンで線を引いておきます。

穴を開ける前に、必ず『当て木』を敷いてください。

この木がないと、ドリルの刃を当てた際に、外枠が歪んで穴の形がいびつになったり、プラスチックへの負荷が大きくなって割れてしまいます。

ホームセンターの木材売り場の端っこに置いてある廃材でOKです。

1個5円~10円くらいで購入できます。

※手前に一つ穴が開いてしまっていますが、気にしないでください。今回は穴を2個開ける必要があった為、事前に開けたものです。

電動ドリルを使って穴を開けていきます。

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線の内側に沿うように穴を開けていきます。

できるだけ隙間がないように開けていくのがコツです。

しかし、あまり無理して狭い間隔で開けようとすると、ドリルの刃がすでに開けた穴の方に吸い込まれてしまうので注意してください。

こんな感じで、一周します。

穴同士が繋がっているところを、ニッパで切断していきます。

切り抜くことができました。

最後にやすりを使って、ギザギザになっている部分や出っ張ってる部分をキレイに削ります。

キーキーうるさいので、深夜に作業する際は注意してください。

イメージ通り2cm角の大きさで切り抜くことができました。

ラズパイZEROのピン部分をくりぬき

もう一つ、切り抜き加工の例紹介します。

ラズパイZEROのピン部分をくり抜いたときの画像です。

加工前↓

加工後↓

やり方は、ケースを加工したときと同じです。

くり抜きたい部分に沿って、等間隔に穴を開ける。

穴と穴の間をニッパで切断。

ヤスリで削る。

以上。

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運営者プロフィール
コダマ

職業はIT系フリーランス。過去、電子配線業務の経験が10年ある為、はんだづけも得意です。宮崎県在住、30代・2児の父親。

プロが教える!イチからわかるハンダ付けのコツ(工学社)の著者です。

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