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自動回転テーブルを自作(タミヤの楽しい工作シリーズ)

タミヤの楽しい工作シリーズを使って、自動で回転するターンテーブルを自作しました。

スイッチをONにすると、テーブルが自動で回転し続けます。

また可変抵抗を調整することで、速度を早くしたり遅くしたりすることができます。

ターンテーブルは既製品で販売されているものもありますが、

  • テーブルの色
  • テーブルの大きさ
  • 回転スピード

といった機能性を用途に合わせて自分好みにカスタマイズしたかったので、今回、自作することにしました。

また制作費用についても、総額3,000円程度なので、既製品を購入するよりも安く済みました。

使用パーツ

配線図

作り方

まずはテーブルを作成して、テーブル下に様々な制御パーツを取り付けます。

テーブルの作成

テーブルは、百均(ダイソー)で購入した買ったコルク製の鍋敷きに、同じく百均(セリア)で購入したリメイクシートを貼り付けています。

今回、色は「ラメブラック」を選択しました。

サイド部分にも細くカットしたシートを貼り付けておくと、さらに見栄えが良くなります。

また、上の部分とサイド部分に若干の隙間が空くので、そこは黒いペンで塗りました。

速度調整ボリュームの作成

速度を調整するためのモジュール基板を作成します。

可変抵抗は、中央の白い部分をマイナスドライバーなどで回すことで、抵抗値を変更できる抵抗器です。

今回は101(100Ω)の可変抵抗を使用するので、0Ωから100Ωまで抵抗値を調整することができます。

0Ωにしたときは抵抗が小さく電流がたくさん流れるので、回転スピードは速くなります。

逆にMAXの100Ωにしたときは、抵抗が大きすぎてモーターを回すために必要な電流が流れなくなるので、テーブルは回転しません。

制御パーツの取り付け

さきほど作成した速度調整モジュール、モーターギヤボックス、スイッチ付き電池ケースをユニバーサルプレートに取り付けます。

制御部とテーブルを接着

ギアボックスのプレートに両面テープを貼り付け、テーブルの中央に接着します。

これで「自動回転テーブル」は完成です。

余談

最初は平べったい形状にしようと思い、エコモーターギアボックスではなく、縦出力できるユニバーサルギアボックスでテストしてみました。

ところが、ユニバーサルギアボックスはギヤが噛み合う音が異常にうるさい。

しかないので、コンパクトさは失われますが、今回は音の静かなエコモーターギアボックスを採用しました。

関連情報

運営者プロフィール
コダマ

職業はIT系フリーランス。過去、電子配線業務の経験が10年ある為、はんだづけも得意です。宮崎県在住、30代・2児の父親。

プロが教える!イチからわかるハンダ付けのコツ(工学社)の著者です。

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