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ステッピングモーターと普通のタイヤ(ホイール)をクランプで固定する
ステッピングモーターと繋ぐためのタイヤが欲しかったのですが、なかなか求めているサイズのものが見つからず・・・
結局、手元にあったキャリーカートから取り外しました。
キャリーカートL-BB ON-286(尾上製作所)- Amazon
ところが、ステッピングモーターでタイヤを制御する場合、モーターのシャフトとタイヤをしっかり固定して、動かないようにする必要があります。
このタイヤとモーターをどう固定すればいいのか?
最初に試したのは、『カップリング』と『8mmシャフト』を使う方法。
ステッピングモーターとホイールの接続には成功したものの、8mmシャフトとホイールを固定できる良い方法が見つからず・・・失敗。
次に試したのは、『モーターハブ』を使う方法。
しかし、ハブの取り付け穴に合わせて、ホイールに穴を開けようとしたところ、ホイールの形状がいびつで、真っすぐ穴を開けることが困難なことに気付き・・・断念。
最終的に、『モーターハブ』と『木材』でクランプする方法にたどり着きました。
木材同士をネジで締めこみ、その圧力でタイヤを固定しています。
用意するもの
- モーターシャフト用ハブ(秋月電子)
- モーター取り付け用ブラケット(秋月電子)
- 厚み1cm程度の木材 ・・・ 2ヶ
- 長い皿ネジ・・・ 1ヶ
- 短い皿ネジ・・・ 4ヶ
- ナット、ワッシャー、スプリングワッシャー
モーターシャフトと接続する木材の加工
モーターハブを取り付ける側の木材には、少し特殊な加工が必要です。
ホイールと接触する部分は平にする必要があるため、皿モミをして、ネジの頭を隠す加工をしています。
皿モミの方法
例えば、M3のネジを使う場合。
まずは、3mmの穴を開けます。
次に、M3のネジ頭と同じくらいの大きさの刃をドリルにセット。
穴の先を少しだけ削るイメージで、刃を木材に当てます。
実際にネジを入れてみて、頭が木材に完全に隠れればOK!
貫通してしまったら失敗です。
少し削ったらネジを入れ、何度も確認しながらやるのがコツです。