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はんだづけが一瞬で上手くなる!3つの魔法のテクニック
「ハンダがくっつかなくて、イライラする!」
「熱を与えすぎて、部品は溶けるし基板はもうボロボロ・・・」
難しいですよね、はんだづけ。
そこで今回は、『10年間』電子配線業に勤めていた経験のある私が、誰でも簡単にはんだづけが上手になる3つの方法を紹介します。
1.必ず「予備はんだ」をしよう
例えば、抵抗の足にケーブルをはんだ付けしようとしたけど、なかなかくっつかない!なんてとき。
とても有効なテクニックがあります。
それは、「抵抗の足」と「ケーブルの先」両方に、あらかじめハンダを盛っておく方法です。
この予備はんだを行えば、コテ先をピッと軽く当てるだけで、あとは勝手にハンダが馴染んでくれます。
これなら、コテを当てる時間が少ないので、部品やケーブルのダメージも少なくて済みます。
2.ハンダを盛るところも同時に温めよう
例えば、ユニバーサル基板に部品を実装しようとしたけど、なかなかキレイにハンダが盛れない!なんてとき。
大事なのは、コテ先をどこに当てるか?です。
基板のランド(丸いところ)だけでなく、部品の足にコテを当てて、同時に温めて下さい。
それから、ゆっくりとハンダを流し込めば、はんだが部品の足にスムーズに馴染み、しっかり基板とくっつきます。
3.部品にしっかり熱を伝えよう
例えば、コネクタの金属端子にハンダ付けしようとしたけど、なかなかハンダが乗らない!なんてとき。
はんだごての熱が金属端子にしっかり伝わっているか?を意識してみてください。
熱を帯びていないところにハンダは馴染んでくれません。
いつもより時間を長めで金属端子にコテ先を当てて、じっくり熱を伝える。
それから、ハンダを流し込んでみて下さい。
それでもうまく出来ない場合は、はんだごてが原因かも?
それでも、なかなかハンダが馴染まない場合は、使用しているはんだごてに原因がある可能性が高いです。
温度が低いはんだごてを使用していませんか?
例えば、ダイソーのはんだごては40W程度しか加熱できません。
分厚い基板や金属端子にはんだ付けをするには、もう少し高い温度で加熱できるはんだごてがオススメです。
ちなみに、私が使用しているはんだごては「HAKKO PRESTO No.984」です↓
白光(HAKKO) PRESTO 急速加熱はんだこて 20/130W(スイッチオン時) 耐熱キャップ付き 984-01 – Amazon
普段は20Wですが、黄色ボタンを押したときだけ130Wにパワーアップできる優れものです(※130Wを使用できるのは30秒間のみ)