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私の著書が『全国学校図書館協議会選定図書』に選ばれました
私の著書『プロが教える!イチからわかるハンダ付けのコツ』と私の記事が掲載された『大人も楽しめる自由工作入門』が全国学校図書館協議会選定図書に選ばれたと、出版社(工学社様)からご連絡いただきました。
毎年多くの本が出版される中で、学校図書館に適した本として推薦されたことを大変光栄に思います。
この本が、はんだごてに苦労している学生さんの助けになることを願っています。
私が初めて「はんだごて」という道具を手にしたのは中学生の時でした。
技術の授業で行った照明作りでは、思うようにハンダがくっつかず、とても苦労した記憶があります。
その後、工業高校に進学し、電気配線の授業でまた「はんだづけ」に取り組むことになりました。
また、ロボット部に所属していたので、部活でも回路を組んで「はんだづけ」を行っていました。
学生時代の私にとって「はんだづけ」は難しい作業でしたが、先生や部活の先輩たちの助けを借りて、なんとか乗り切ることができました。
社会人になってからも、就職した会社が半導体関連の基板制作会社だったため、「はんだづけ」を伴う業務に携わることになりました。
また、家庭を持つと、家電やおもちゃの修理、ゲームのコントローラーの修理など、はんだづけの必要に迫られる場面も多々ありました。
そして今現在も、電子工作を楽しんだり、パソコンや電子機器の修理で「はんだづけ」に関わる仕事を続けています。
振り返ってみると、私の人生には幾度もはんだづけが必要な場面がありました。
しかし、最初からはんだづけが得意だったわけではありません。
ここまで上達できたのは、長年の経験や慣れもありますが、一番は先生や先輩・友人たちの教えです。
「はんだづけがうまくいかなくて挫けそうなとき」
「はんだづけを教えてくれる人が誰もいないとき」
「はんだづけをもっと上手になりたいと思ったとき」
この本が、私にはんだづけを教えてくれた先生や先輩・友人のように、あなたの味方になってくれることを願っています。